2016年 慶應連合三田会大会

2016年 慶應連合三田会大会 公式ウェブサイト

酒蔵広場のコラボ企画 ~乞うご期待!~

酒蔵広場の今昔

『酒蔵広場』の歴史を紐解く ~ 原点回帰 ~

連合三田会・大会史上初の「慶應OB酒蔵コーナー」が企画・実行されたのは、2009年10月18日の連合三田会大会に於いてでした。

その舞台裏を「120美酒会」の有志の方からお聞きして、8回目になる今年の『酒蔵広場』はその当時の初心に戻って企画したいと模擬店部会内でも大変熱心に議論されました。

第1回は「10時前から人の流れができて特製グラスと和らぎ水と認定証の利き酒セットは昼過ぎには500セット完売し、ペンマークグラスも完売し日本酒の販売状況も約800本(4合瓶等)と予想以上の大盛況となりました」とも記録が残されています。

今年は8回目となりますが、「利き酒セット」は1,400セットをご用意いたしました。

われわれは、当時の記録にもある以下の3点が今後の連合三田会大会でも引き継がれて行く事を願っています。

・全国で活躍される慶應出身酒蔵に日吉の丘に結集していただいて、広く 塾員の方々に日本酒の魅力、各蔵の気概や福澤イズムを体感していただき、日本酒を通して塾員同志の絆がさらに深まることに貢献できたらいいなという熱い想いでスタートしました。

・皆さんより「日本酒って美味しい」とか「蔵の人に会えて嬉しい」との声や、「贔屓の蔵が慶應だった」と楽しんでいただけた様子。

・懸念していた酔っ払いも一人も出ず、各酒蔵の方たちが「さすが慶應。品性がある」と褒めてくださいました。

(120美酒会HP:連合三田会史上初「慶應OB酒蔵コーナー」の舞台裏より引用

そして、今回は黎明期の「酒蔵広場」のリーフレットの裏表紙にある寄稿文も復活させたいという我々の熱い想いを冨田 勝教授にお願いして実現する事が出来ました。

2009年・2010年リーフレット表紙

2009年・2010年リーフレット裏表紙

第1回:「慶應義塾OB21蔵集結」に寄せて ~抜粋~

福澤先生は福翁自伝の中で語っていらっしゃいます。「酒がうまくて多く飲みたいその上に、上等の銘酒を好んで酒の良否が誠によくわかる。~後略~」

第2回:「塾員蔵、日吉の丘に集結」に寄せて -斎藤慶典- ~抜粋~

本日、日吉の丘には、塾員の皆さんの手で大切に育まれてきたわが国の食文化の粋が集結して皆さんを待ち構えています。その要の位置にあってすべてをひとつにつないでいるのが、わが国が世界に誇る日本酒・SAKEです。
私たちも先生の流儀にならって、秋のこの一日を仲間たちと共に「ゆるゆる」と味わい、楽しみ、慈しもうではありませんか。
(2009年・2010年リーフレットより引用)

さらに、冨田 勝教授と3酒蔵の蔵本社長による『日本酒蔵元・トークライブ2016』にもぜひ、ご参加下さい!

新たに結成された「楽しく飲み隊」が酒蔵広場の安心・安全をサポートし、さらには2016ミス日本酒の田中沙百合さんも楽しく・華やかに演出して下さいます。

利き酒セットのご案内

日本全国から慶應出身の蔵元が極めつけの美酒を携えて日吉の丘に集合!

慶應義塾OB蔵、全25蔵の日本酒を味わえる「利き酒セット」は毎年ご好評頂き今年も1,400セットの販売を予定しております。

我が国が世界に誇る日本酒・SAKEを、2016・酒蔵広場オリジナル酒杯でじっくりと味わい秋のこの一日を仲間たちと共にお楽しみ下さい。

・1セット1,000円 お一人様5セットまで
・販売場所:酒蔵広場一番奥
※去年と販売場所が変わりましたのでご注意ください
・販売開始:10時~(変更の場合あり)

酒蔵広場に寄せて~冨田 勝教授 寄稿文

※『利き酒セット』添付リーフレットより転載

日本酒蔵元・トークライブ2016

3名の個性豊かな蔵元社長 × 日本酒+慶應義塾といえば、冨田勝教授!
パネリスト4名+紅一点華を添える ゲスト 2016ミス日本酒・田中沙百合氏との楽しいトークライブ!

<パネリスト>

冨田 勝
慶應義塾大学環境情報学部教授
慶應義塾大学先端生命研究所所長

宮坂 直孝
長野「真澄」
宮坂醸造株式会社
代表取締役社長

黒河内 貴
長野「黒松仙醸」
株式会社仙醸
代表取締役社長

青木 貴史
新潟「鶴齢」
青木酒造株式会社
代表取締役社長

<お出迎えゲスト>

田中沙百合
2016ミス日本酒

酒蔵広場で塾員蔵元のお酒を利いたら、日本酒の魅力を探るお話も是非聴きにいらしてください
飲んで楽しみ聴いて楽しむ連合三田会2016酒好きマニアも、日本酒はちょっと苦手な人も、初心者でこれから深く飲んでみたい人も、誰でも楽しめる、
きっと今日からもっともっと日本酒が好きになる!

トークテーマ

日本酒にまつわる楽しくためになるお話
・酒造りにかける熱き想い
・酒造の海外ビジネス展開
・日本酒を科学する
・お酒に対するパネリストそれぞれの想い
などなど

日本酒トークライブを聴いた人の効用

・お酒をすでに知っていても、お酒に強くなくても、知ると一層深い人間になる
・益々日本酒に興味が持てるようになる
・お酒を正しく飲む術がわかるようになる

請う、ご期待!

開催場所・時間

第4校舎 B棟 J19教室  13:30-14:30
校舎位置は会場MAPよりご確認ください

パネリストご紹介

“真澄” 宮坂醸造株式会社(長野県)
日本酒を世界酒に! 高品質で世界市場へ挑戦中

造り手である私たち自身が舌鼓を打って飲める酒。
大切な家族に安心してすすめられる酒。
親しい友人に胸を張って贈ることができる酒。
お客様にそんな美酒をお届けするために、真澄は味わいを磨き続けています。

諏訪大社のご宝物「真澄の鏡」を酒名に戴く清酒真澄は、1662(寛文2)年の創業以来、清冽な水と冷涼な気候に恵まれた霧ヶ峰の山懐・信州諏訪の地で酒造りに専念して参りました。
数々の品評会に抜群の入賞歴を残すと共に「協会七号酵母」の発祥蔵としてもその名を馳せて来ました。

<社長>宮坂直孝 1979年 商学部卒業
   宮坂勝彦 2009年 総合政策学部卒

黒松仙醸/こんな夜に…
株式会社仙醸

幕末1866年(慶應2年)創業で今年でちょうど創業150年。6代目の現社長と5代目前社長は慶應、3代目と4代目は早稲田出身ということで、慶早両校にお世話になっております。

桜の名所城下町信州高遠の酒蔵。
二つのアルプスに挟まれた伊那谷の恵まれた環境で日本酒の他、どぶろく、甘酒なども製造しております。

現社長は英国留学の経験もあり、日本酒の輸出にも積極的に取り組んでおります。

黒河内 貴
株式会社仙醸 代表取締役社長

“鶴齢” 青木酒造株式会社
“和合”を合言葉に雪深い魚沼の地で醸される酒

1717年創業以来、絶えることなく醸し続け、約3000石の酒を造るまでになりました。社是 「和合」を合言葉に、飲み手、造り手、売り手の三方にとってよい酒造りを継承し、来年は300周年を迎える、新潟魚沼の歴史ある酒蔵です。新潟でも特に上質な水の流れる、塩沢地区。「日本酒は寒造りが最高」と言われる冬期間だけで仕込み、雪のもたらす様々な恵みと越後杜氏の伝統の技、あくまで手造りに徹した正統蔵です。新潟の酒は淡麗辛口が多い中、地元食文化にあった「米本来の旨味を引き出す味の酒」造りを目指しています。

<社長>青木貴史
中学、高校、大学と慶応義塾で学び、平成10年、祖父青木進社長の後継者として入社。平成18年、12代社長就任。